睡眠時無呼吸症候群
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睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrom :SAS)とは
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まりそれによって日常生活に様々な障害をひき起こす疾患です。
SASの多くは空気の通り道(気道)が塞がるまたは狭くなることによりおこる閉塞型無呼吸症候群(閉塞型SAS)です。
閉塞型SASによるリスクには
起床時の頭痛、倦怠感、集中力・記憶力の低下、日中の眠気、交通事故、生産性の低下、作業ミスによる労働災害などがあります。
また、長期的にみると
高血圧、糖尿病、心不全、心血管障害、夜間突然死、脳梗塞、認知障害などを発症する可能性も高くなります。
当院では、睡眠時無呼吸症候群の精密検査(一泊入院)を実施しています。
- 日中眠たい
- イビキをかく
- イビキがうるさいと言われる
- 夜中に何度も眼を覚ます
- 寝ているのに熟睡感がない
眠気の自覚チェック
日中の眠気の状況(下記の質問に点数を当てはめて下さい。)
0点:眠ってしまうことはない
1点:時に眠ってしまう
2点:しばしば眠ってしまう
3点:ほとんど眠ってしまう
質問
1.座って何かをよんでいるとき(新聞・雑誌・本・書類など) | 0 1 2 3 |
---|---|
2.座ってテレビを見ているとき | 0 1 2 3 |
3.会議・映画館・劇場などで静かに座っているとき | 0 1 2 3 |
4.乗客として1時間続けて自動車や乗り物に乗っているとき | 0 1 2 3 |
5.午後、横になって休息をとっているとき | 0 1 2 3 |
6.座って人と話をしているとき | 0 1 2 3 |
7.昼食をとったあと(飲酒なし)静かに座っているとき | 0 1 2 3 |
8.座って手紙や書類などをかいているとき | 0 1 2 3 |
結果
13点以上あると眠気の自覚症状があるといわれます。
しかし、日頃患者さんに接していますと、10点以下の方でもスクリーニングで精密検査が必要な方が少なからずいらっしゃいます。
気になる方はまずスクリーニング検査を受けてみましょう。
スクリーニング検査は、パルスオキシメータという機器を指先につけて自宅で一晩お休みいただくだけです。
SASの検査
検査の流れ
問診・日中の眠気検査
パルスオキシメータ(自宅)
SASの疑いがある場合
ポリソムノグラフィー(入院によるPSG検査)
診断・治療
SASについて詳しい説明、検査をご希望の方は是非 当院へお問い合わせ下さい