つだ中央クリニック|内科(糖尿病内科・脂質代謝内科・内分泌内科・呼吸器内科・内科)

インタビュー

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理事長と院長の二人体制で診療を行う「つだ中央クリニック」。彼らの医療へのこだわりとは?

はじめて訪れるクリニックではどんな先生が診てくれるか不安なもの。そこで医師の人となりがわかるよう、お二人に専門科目を選んだ理由や医師としてのこだわりをお伺いしました。

理事長 須賀 茂樹

たくさんの診療科目があるなかで、どうして内科を専門にされたのでしょうか?

自分の性格が内科向きだなと思うことが多かったからです。第一に、おしゃべりであること。やっぱり患者さまと直接かかわることが好きでしたし、早くそうなりたかったんです。外科だと研修ばかりで、患者さまとかかわるまでの道のりが長いですから(笑)。

このことともかかわってくるのが二番目の理由。内科のなかでもとくに代謝系の病気は、「薬をこれだけ飲んだらよくなる」というわけではないんです。私がライフワークとしている生活習慣病はなおさらそういえるでしょう。医師がどんな風に患者さまを導くかによって結果が変わってくる、患者さまとの信頼関係が重要になる診療科目だと思うからです。

クリニックの内装には、どんなこだわりがありますか?

患者さまが来院しやすいよう、窓から光をふんだんに取り入れ、廊下を広くし、明るい雰囲気と開放感を持たせています。いうなればホテルのようなイメージです。

広々とした待合室には、院内感染を防ぐという目的もあります。かぜの方専用のかぜ待合室や、診察室にそのまま通じる感染症の方専用の隔離室も用意しています。私がはじめに開業した街のビル内クリニックで、スペースの関係でできずに悔やんでいたことを実現させました。ほかに院内感染予防の面では、マスクをお持ちでない方には無料で差し上げたり、自由にお使いいただける消毒液を常備したりといった取り組みもしております。

どのような症状やお悩みを抱えた患者さまが多くいらっしゃいますか?

広く内科を診ておりますが、そのなかでも注力しているのは生活習慣病です。高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、痛風(高尿酸血症)などの病気が多いですね。生活習慣病は呼吸器系疾患との関連が深く、気管支ぜんそくやCOPDを抱えている方もいます。

診察の際、先生が患者さまに対して、心がけていることはありますか?

私はやっぱり、患者さまが「なにかあったら相談しよう」と思ってもらえるような存在でありたいですね。それには、患者さまとの信頼関係が欠かせないものだと思うんです。

当院は、看護師が予診を取ってから医師が診察するというのが基本的なスタイルです。診察は、患者さまが話しやすいように医師と一対一で行います。もちろん必要があれば看護師を呼ぶことも可能です。患者さまのお話を十分にお聞きし、わかりやすい言葉でていねいに説明する、そのような対話を重視した診察を心がけています。

院長 髙橋 宜正

院長先生は呼吸器を得意とされているのですね。医院ではどのような症状に対応できますか?

せきやたんが出る、呼吸がスムーズにできないといった症状、とくにCOPDや気管支ぜんそくですね。それと、呼吸器外科ではCT読影といって画像診断がとても大切で、10年以上さまざまな症例を診てきましたので、当院でもその場での画像診断が可能です。当院では手術はできませんが、肺がん、縦隔腫瘍、気管支狭窄などの病気を診断し、必要があれば他院へご紹介しております。

医師二人体制による診療は、患者さまにどのようなメリットがあると思いますか?

理事長先生はとくに健診に力を入れておりますので、それに私がこれまで経験してきたレントゲンやCTの画像診断の技術をいかして、さまざまな病気の早期発見につなげられればと思います。

また、二人が違うバックグラウンドを持っているからこそできるのが、別の観点からの意見を共有すること。少しでも疑問があるときは理事長と相談し、お互いが持っていない部分を補いながら患者さまのサポートができるのは、当院の強みだと言えるでしょう。

そのほか、隣接する老健施設の診療も当院で行っております。高齢者の場合はとくに肺炎を起こしやすく、日々の診察が大切になってきます。二人体制であるからこそ、医院と老健施設の両方の診療に対応できていると思います。